世界にひとつだけの花
昨日の夕方、教室にむすこが入ってきてレッスン~というので、他の仕事は一先ず置いておいて気のすむまで練習させておきました。
こどもはむらっけがあるので、やる時とやらない時があります。
けれど、私は長い人生だからと無理強いすることはしていません。音楽はたのしくないといけないと考えています。
もう今日の練習は良いというのでご褒美に世界にひとつだけの花を聞かせました。
するとどうでしょう、いきなり大きな声で歌いはじめて大きな動作で手話までついています。二番まで歌ってエンディングまで到着したときにどうしたの?って聞いてみると、なんでもいま小学校でやっているそうなんです。
ひょっとするとほかの学校が他学年のお兄ちゃんお姉ちゃんも経験済みかもしれませんね。
私は不覚にも感動して涙が出てきてしまいました。
ここの所SMAPさんがいろいろと話題になっておりましたが、沢山のファンだけではなくこういう純粋な子供たちのところにも深く歌は広がってそれぞれの心のなかにそれぞれの花を一生懸命に咲かせようとしています。
この子達こそがつぎの世代を担う種を持ったこどもたちです。
息子のこの姿をみながら、あぁ、どこの子供さんもこんなに可愛いんだな。
私はどうやって何をお手伝いしようか?とすごく考えました。子供でいられる短い時間になにをどれだけ伝えられるだろうと。
結局がんばるのは僕たち私たちです。
それをできるだけの元気と明るさと、ときにはつらさ悲しさも共有しながら精一杯励ましバックアップすることです。
私は人をはげますことが好きです。そうしているうちに私自身も元気になれるからです。
励ますことに根拠なんかいらないんです、いわれがなくても、何でもいいんだと思うのです。
底抜けの明るさで照らします。それが私にできることであり、私という花です。
みんなのお花が無事咲くように睡蓮どうよう手間暇を惜しまずに栄養をそそぎつづけましょう。
いつか自分の力だけで、雨にも風にも嵐にも負けない花を咲かせつづけるようになれるその日まで。
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