水辺の妖精
今年も水辺に妖精が舞い降りる時期となりました。
お手入れの時に体力を温存させて、咲く時期を遅らせてでも持っている蕾を開花させてやろうという目論見が見事に当たり、咲き始めから多輪咲きでスタートできています。睡蓮は蓮ほど目立つものではないですので遠くからは見づらいかもしれませんが近くではこういう様子です。これが11月辺りまで続きます。
バラが咲いた・・・僕の庭が明るくなった・・・という歌がありますね。それと同じように睡蓮が開花すると一気に周りが華やぎます。愛らしい温帯性から始まり、さわやかでシャープな熱帯性睡蓮に移行します。間の7・8月には蓮も開花します。
ここの所、帰宅途中の小学生たちが絶対にうちの前で足を止めて行ってくれます。男の子は羽化寸前のヤゴと黒いメダカがお目当てで、女の子は蓮の葉の上をコロコロと水が転がり落ちるのがやりたくて仕方がありません。
うちはすべて鉢での育成ですから、落ちるとか溺れるという心配は小学生についてはもうないので安心して触らせています。住宅街で大型の蓮というのはまず無いと思いますので、楽しんで行ってくれたら良いと思います。
毎年、お手入れの時期にはやめてしまおうと思うのです。でも、これを見たらもうね・・・やめられないです。
お近くにお越しの際はお立ち寄りください。自然の事ですから確約はできませんが、梅雨明け位からは確実に何かしら咲いています。池で一気にというスタイルではありませんから想像以上に貧相ではありますが、それでもこれくらいの光景は見られます。
手塩にかけたうちの貴婦人たちは、なかなかの閃光を放っていますよ。
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