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2016年6月 1日 (水)

Mangkala Ubol

20160601waterlily00

この子は昨日のColoradoと一番二番を争うくらい、花付きの良いお利口さんです。
温帯性睡蓮は得に越冬に気を付ける点もないので全般的に育てやすいのですが、その中でも特にです。
心配がないからと侮ることなかれ。中には育ちはするけど、どうにもこうにも絶対に咲いてやらない!という極めて困った子もいるのです(笑)待てど暮らせど鳴かず飛ばず・・・そして、諦めた頃にいきなりとんでもない豪華な花を咲かせます。

共に暮らす日が長くなり傾向も分かってくると、もう単なる花ではないなと思うようになりました。人そのものか、もしくは祈りの対象かという位です。個々の特徴が全く違います。

でも、華麗な花を次々に咲かせるタイプはことのほか可愛いです。そういう意味でこのマンカラウボンは相当な優等生です。大人の男性がお花~と手を形作った程の大きさに鉢の栽培でもできます。他には時々気まぐれに、部分的な色の脱落を起こす子もいます。その姿は様々ですが仮面のように落ちる時もあり、それに遭遇した時には思わずオペラ座の怪人を口ずさんでしまいます、Phantomとご対面という感じ。今年はどんなドラマを見せてくれるのでしょうね、楽しみです。

花々の個性も相当のものですが、私はそれ以上に時々新しい株を導入するときにお譲り戴く睡蓮のプロの方に脱帽です。時々メールではやりとりをすることもありますが、実際にお逢いしたことはありません。しかし、その送られてくる株の姿を見ただけで只者ではないと圧倒されます。神業。
最小限の土、最小限の器なのに、花と葉の生育状況といったら。目を見張るのは根です。水中であろうともグラウンディングして、根が土をガッチリ掴まなければ上にも横にも伸びられません。基礎が大事なのは何も花だけではないですもんね。

一人一人の個性を最大限に引き出すお手伝いができるのは、導き手側なんですよね。
どんなに優れた特徴を持っていたとしても、四方八方散り散りに好き勝手なことさせていたのでは見事な開花にはつながりません。

そんな事を考えると、違った意味でも自分の責任って重大だなと深く深く思うのです。
単にきれいね、で終わってしまいたくはないなと感じています。

そして、私は優等生も可愛いですが私のように手がかかり過ぎるタイプも大好きです。

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