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2016年6月10日 (金)

若木の若葉

20160610sri_maha_bodhi_putra01

これは、丁度一年前に“天竺菩提樹を育てる会”からお譲り戴いたインドボダイジュ(Pippala)です。
画像でも見て取れる通り、最初の葉っぱから新芽に移り変わる時で新しい葉っぱは小指の爪程しかありません。
大変気温の高いことを好む木である上に、まだまだ幼いので私は越冬に非常に気をもみました。
それだけではなく、Sri Maha Bodhiに来由するということで尚更です。

Sri (吉祥)
Maha(とてつもなく大きい 想像することもできないくらい)
Bodhi(菩提樹)
ざっくり簡単に直訳すればそういう意味です。

春先の中途半端な気温の時に、もう大丈夫だろうという勝手な判断で油断して瀕死の目に合わせてしまいました。
私は一番最初の育ての親御さんに連絡を入れて対応を教えて頂きました。答えは簡潔なもので、枯れたりしませんから大丈夫ですよ、でした。短い文章の中にお人柄現れていて大変感激したのと同時に感謝の気持ちでいっぱいになりました。そもそもこのような貴重な苗を、無料で配布されていらっしゃるという点でも通常の人にはできることではありません。
すぐお金儲けを考えるでしょう。
そんな思いやりと思いやりの橋渡しのような樹を大樹にする前に枯らせてしまうのは、何としても避けたいのです。

この若木は、色々なことを経てようやくここに到着した私と教室の歩みと同い年。そしてみなさんの触っているピアノもそう、まだ生まれたてヨチヨチ歩き。

最初は小さくて小さくてどうしようもないほど小さくて、頼りないです。
でも、気づけば寄らば大樹の・・・という程に大きく育てるはずです。この木もみんなも。

どうぞ健康を害すことなく、のびやかに育ってください。それが私の祈りです。

20160610sri_maha_bodhi_putra00

この樹が大木になるまでは私の寿命はないかもしれません。
私がいなくなった先はしかるべき方に託したいと思っています。

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