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2016年6月14日 (火)

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蓮の種は堅い殻に覆われているので、意図的に傷を付けてやらないと発芽しません。そのまま放っておけば、何百年でも眠り続けます。遥か未来に偶然発見され、誰がが傷を付ければその時代で開花まで持っていくことも可能です。


発芽させたらさせたで、開花まで導くのは大変なことです。

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意外と水がすぐに濁ってきますし、大半はダメになってしまいます。うまくいったとしても開花までは最低でも2年はかかります。

どこか人と似ているのかもな・・・と、途中何度も思ってきました。
堅い種皮の中で守られ続けていられたなら、それはそれで楽かもしれないと思うことも。また、他の手によって研磨されないと発芽できないと云う点は何か芸事を志す人を思い浮かべます。

幸運が重なって芽が出せたなら、あとは栄養やサポートを戴きつつ自分の力で成長します。そして様々な条件が整って、ようよう花を開く段階に。時が来たから咲くのではなく、咲くべき時に無理なく咲くのです。

泥を糧にし、涙で身を潤す、この目の前の一輪の花こそ、奇跡。

ちょっと言いたいことがまとまりませんが、そんな風な事を思っています。

(蓮は通常根っこを分けて増やします。種から育てる場合は子になりますから、親とは別の品種となります。)

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