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2016年9月30日 (金)

飛び込む

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私は好奇心が旺盛だったというわけでもなく、好きだと思ったことは思い切って中に入ってプロの仕事が見たい、知りたいという間口の狭い探求心があったように思います。その上無鉄砲で、人が怖がって散って消えてしまうような場所まで平気で入り込んで、かつ順応するという大胆さもあったように思います。


だから、その場にいるときはそこの人としてしっかり生きたし、楽しんだり泣いたり怒ったり怒られたりしました。
そのどれもが、完全に異文化でしたから、飛び込んだ最初は言葉ひとつから違うので戸惑いはありましたが、そのうち完全に馴染みました。

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違う世界に飛び込むというのは、とても面白いです。場が違えば考え方どころか世界観まで全部違うんです。私にしみていると“不思議の国のアリスの実体験版”です。普通に暮らしていたら絶対に出会わない人たちに出会っていくんですから。そのすべてが夢のようでもあり、でも今も脈々として続いている現実でもあります。

行く先々には師と呼べる方々がいて、私の凝り固まった考えを砕いてくれるので、きっと生き続ける限り私は不思議の旅を続けていくんだと思います。

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けれど、どんなに色々なものを経験したとしても、私は私という芯を手放さないし、何か一つに偏ってはまり込むということもないです。逆に素敵なものを取り入れて私の中で一つになっていけばよいと思っています。ですから、人に同じことを無理強いすることもないですし、そんな事をしても無駄だと思います。一人一人、花を咲かせる方法もプロセスも違います。私は私のしたいようにしたらこうなった、ただそれだけの事です。

そのすべてに感謝と愛しさを感じています。

ひょっとすると、言わないだけで案外みんなそうなのかもしれませんね。
とてつもない大冒険しているのかも。ブラックパール号に乗っている人もいるかもしれないし、銀河鉄道に乗り込んだ人もいるのかも。それくらいの人のほうが私は魅力感じます。最後のゲートをくぐるときの思い出話は映画みたいに多いほうがおもしろいです。

まだ終われません。納得していないもの。

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