そうはいっても・・・
昨日のつづきのおはなし
私は間違いなく本は好きです。けれど、生来性格がへそ曲がりのせいなのか“鵜呑み”にすることは無いです。
もっと口わるく言えば、疑ってます。こんな丁寧に書いてある風だけど、本当の美味しい大切なやつ抜いてあるよね?
・・・と思っていますし、最後の最後はやっぱり自分で感じる確かめるということを大切にしています。
特にあまり翻訳者や解説者独自の思いが入りすぎたものは、人によっては有害にさえなりえると思っているのです。
100人いれば100人それぞれ完全に違った感想があって然るべきなのに、ともすれば一定方向に誘導できるだけの力があるような気がします。なので、そういうものは最初から選ばないようにもしています。
昔むかし、一冊の本を読んで全員が感想文を書くということに出くわしたことがあり、私は面白くないなと思って、あえて先生が望むであろう理想的な文の真逆から攻めることにしました。自分でもなんてへそ曲がりな文章が出来上がったのだろうとは思いましたが全員一致よりはずっと面白いと思ったのです。案の定思った通りケンモホロロな成績を戴きましたが、今でもあれこそ私の原点だと思っています。
偏屈で、へそ曲がりで、感じることを投げないというのはとっても大切なことだと思います。
人と違ってそれでいいんです。みんな理想的な良い答えでなくても良いと思います。
まんまのあなたが素敵です。
私のあゆんだ道は本当にユニークだけれども、これでよかった。
今だからこそ、思えるのです。やっとね。
万人受けはしないでしょうね、多分。
« 移り変わり | トップページ | 気を付けていること »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 結団式(2021.03.22)
- おめでとうございます。(2021.03.18)
- ニンニク(2021.03.12)
- 春めいて来ました(2021.03.02)
- 日々の奇跡(2021.02.23)