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2016年12月15日 (木)

はじめてのきもち

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体験レッスンも終わって、一月からのレッスンに胸をときめかせてくれているお友達もいるかと思います。
私も受け取ってくださる方に失礼のないように、襟を正しつつ準備をしているところです。

中には、人生ではじめての大きな楽器にワクワクドキドキしている方もいらっしゃるのではなかろうかと思います。
自分のピアノ、自分のエレクトーン。本当に夢いっぱいですよね。
私は飛び上がるほど嬉しかったのを覚えています。

生まれる前から家にはアップライトピアノがありましたが、これがなかなかの代物で、絶対にどんなに手入れをしても、修理をしても一切まともに音を奏でないという強者でした。いつもどこかしら音程がおかしいんです。それも愛着があって、結局一台買えるほどに修理を試みましたが、ダメなものはダメでしたね(笑)

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それでも、一生のうちで忘れられないピアノといえばあの子でした、馬鹿な子ほど愛しいというか…。
それから、幾度も楽器との出会い別れを繰り返しましたが、どの子とも全てに思い出があり、それぞれに愛しいです。

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(亡き父と生家とピアノ)

何度も引っ越しをするうちに紛失してしまったのですが、私は幼稚園の卒園アルバムに大きなグランドピアノに座って演奏する自分の姿を描いていました。そしてその横に、将来の夢

“くだものやさん”

と、書いてありました(笑)たぶん幼馴染あたりはまだそれを持っているかとも思われます。なんとも私らしいというか、自由で^ ^

私は正直、落ち葉の小舟で大海に漕ぎ出したような気持ちでいるのです。この天才ばっかりの世界に私がどうやっていたらいいのだろうと戸惑いがあります。そんな時、あの楽器との出会いのキラキラ、曲との出会いのわくわく、そんなものを先に進む力に変えています。

そして、本当にごくまれに、たぶん一生に一度くらいの幸運で思いもよらぬことがあります。私はそれだけで、これからも進んでいけるのだと思います、それもスキップしながら。その嬉しいことについては、私だけの宝物にさせておいてください。秘密^^

きっと、みなさまも音楽の船に乗っていくと、それぞれにそんな嬉しいことに出会うと思います。
発表会などではぶるぶる震えちゃったり、きっといろんなことがあると思います。でもそんな時、一番最初のキラキラを思い出していただけたらなって思います。

人生はながいのよ、いろんなことがあるの。
諦めて、止めさえしなければ、道は続いていくのです。楽しく行きましょうね。
たとえ途中つまづいても、寄り道、回り道、迷い道、一旦停止、みんなあり。

いっしょにがんばろうね^^

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