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2017年11月20日 (月)

エレクトーン ピアノ

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昨日、私は渋谷のエレクトーンシティに Song from my heartのファイナルを聴かせて戴いてきました。今回、私はエレクトーンシティにどうしても行きたかったのもあるんです。

演奏会の内容については、私はつねに言葉にしたくないという気持ちがあります。崇高で美しいものを私の拙い言葉で表現することができないからです。言葉では表現できませんが、私はなんどもこみ上げてきていました。私は音楽だけ聴いていたのではなくて、聴き入っていらっしゃる皆様の仕草や表情、つい口に出てしまう独り言のような感激の言葉なども見聞きしていました。多くの人の中で涙を流すのだけは嫌だなと思って、会場でてからすぐ、岐路の新幹線の中でずっと泣いていました。
比較的暖かめだった東京から一転、朝出たときと同じくらい名古屋の空気は真冬で、濡れた頬がより一層冷たくて大きなマスクをしました。
悲しくてないていたのではなくて、とっても心が震える美しいものに触れたときの涙です。


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私には生まれる一年前に与えられたアップライトピアノがいつも傍にありました。もちろん小さいころから音楽が大好きでしたから、そのピアノは遊び道具のようにいつも隣どうしでした。
それとほぼ同時・・・というか、もの心ついた頃には近くの叔母の家にDだったかBだったかのエレクトーンがあったので、そちらもいつでも触らせてもらえました。だから、私はそのどちらにも親しみながら育つことができました。

早いうちから同い年の従妹のピアノの腕前が耀きはじめたので、私はなんとなくこれじゃ全く敵わないなと思い、自分はエレクトーンも頑張ろうと思うようになりました。そして、たえず鍵盤楽器があった環境からはじめて自分のはこれ!と自分の望む楽器を買ってもらえました。それがD-700のレバーのものから初めて四角のボタンがいっぱいついたカッコよく移行した時のエレクトーンでした。最初はFE50それが、すぐに物足らなくなって、今度はFS30を買ってもらい、ミニ鍵盤が可愛いからとFS70も。これは一切傷むこともなく最近までもっておりましたが、収まる場所がなくなって、知り合いにお譲りしました。
さらにHS-8 EL-900m いまの02Cに至るまで、たくさんの思い出が人生を貫いています。それとまた同時に私は新しいUP GPとも出会えたので、ある意味すごく幸運な人生(その部分では)であると思います。

けれど、なんの運命のいたずらなのか、ある時まったく別の世界に運ばれることになります。意外にもそこでの勉強が相当面白くなってしまい、しばらくは平行して学んでいたのですが、次第にそちら一本に傾倒。そうこうしているうちに相当の年月が経過していたようです。ようです・・・と、他人事のようなんですが、私にしていみると浦島状態で、再びミラクルが起こってここに戻ってくるまでの間に様々な変化が起こっていることに、気づいたのは昨日。
聞いてはいたけど、こういうことかと。

私は回り道した分だけ、一筋でないところもあります。
けれどその分たっぷりと、普通の環境にいたのでは絶対詰め込んでくることのできない大切なものをポケットにいっぱいつめています。それがきっと誰かの何かのお役に立てるだろうと薄っすら思っています。

天才は天才のポジションで
私は天才ではないけれど、オンリーワンのポジションで。
わたしにもできることがある。わたしだから分かることもある。多分。

このエレクトーン
このピアノ。
私の愛しい楽器たち。私の心をあらわしてくれる翼。

(写真は昨日の渋谷エレクトーンシティと私の02CにFS70の鍵。)

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