お彼岸
今年の秋分の日は23日の月曜になるそうですね。私は春分、秋分は昼と夜の長さが同じと思っていましたが、日の出、日の入りが太陽の中心からではないので、実際は8分ほど昼がながいんだそうです。
一時、植物園にはまったことがあり、この季節は彼岸花や鍾馗水仙 、それらの相の子の白っぽい彼岸花をよく観察していました。さらに、この時期は秋の七草などもみられ、山上憶良の句をつぶやきながら一つ一つ観察していました。
萩の花 尾花屑花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花 万葉集
この場合の朝がおの花というのは桔梗のことらしいです。
尾花はススキです。私は中でも藤袴の繊細な花が好きで、藤袴が咲くと旅する不思議の蝶々のアサギマダラが一斉に吸蜜に来るのも楽しみの一つでした。
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河原撫子
風が吹き抜けるとサワサワと流れるような音がします、自然からはたくさんのことを学ばせていただいてる気がします。
ちょっと角度を変えたり、耳をすませば、木が大地から水を吸い上げる音だって、聞かせてくれるかもしれませんよね。
トップの写真は、彼岸花を絵画風に撮ってみました。私は何かしらのアプリを使ってこんな風にしているのではなくて、光を捻じ曲げて光を遊んでこんな風に撮っています。燃え立つように撮れたんじゃないでしょうか。
色彩を音彩にできたらな、音を絵の具に絵が描けたらな、そんなことをいつも思っています。
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