長く花を育てています
春先、まだ手が冷たい時期、教室の前ではわたしが草花の手入れをしている姿が見られると思います。
わたしは、曾祖父の代から木材や原木に携わる生まれで名古屋市の無形文化財である筏師を育成するのも父の仕事でした。(現在はcloseしています)かなり前、めざましテレビで全国放送された事があります。
そのせいか自宅でも現場でも、至る所に植物があり祖父は盆栽の手入れと石の手入れに余念がありませんでした。
そんな家族を横目に、私は一向に興味がなく猫と昆虫に夢中。家にくる美しい鳥やゴマダラカミキリやタマムシなど眺めてはうっとり。
春先は裏や前の畑で、蝶を眺めてはいました。
しかし、20歳を過ぎた頃に急に自分も何かを育ててみたくなり、最初は野菜から。枝豆や山椒、三つ葉が上手に出来ました。
次第に食べ物に興味がなくなり、水生植物にはまります。これが現在でも続けており、当教室はレッスンだけでなく、春夏秋初めくらいまでは花と昆虫も観察出来るようになっており、中にはメダカを持って帰るお子様もいらっしゃいます。
写真の種は生徒さんが下さったもので、この春植えて見ようかと思っています。他、天竺菩提樹を育てる会よりお譲り頂いたインド菩提樹が沢山増え、中にはお持ち帰りになる方もいらっしゃいます。(数に限界があるため要予約)
ほか、サラの木、無憂樹も元気です。こちらは難しいので増やす事は出来ません。
音楽教室ですから、音楽だけで良いのだとは思いますが、私はそんな育ち故、自然をとても大切に感じており、どこかそれを音楽にも重ねています。
↑
上の写真は生徒の皆様が私に下さったほんの一部です。皆さん伸びやかに楽しく萎縮していません。
わたくし自身も、手掛けた木々や草花が成長していく様や開花する姿を重ねて、お一人お一人の個性や特徴を大切に、色々な手立てを持って日々見守り続けております。
わたくしの手掛けてきた花がgalleryに載せてあったのですが、サイトに手を入れた際にスッパリ消えている事に今気付きました。
毎年数百の花が咲きます。5月から11月まで咲きます、写真ではなく良かったら実物をご覧になってみて、手に取り素晴らしい香りまで味わって行って下さい。
タイミングによっては、無料にて株をお分けすることも出来ます。
« とても使いやすく直ってました | トップページ | 2月です »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 結団式(2021.03.22)
- おめでとうございます。(2021.03.18)
- ニンニク(2021.03.12)
- 春めいて来ました(2021.03.02)
- 日々の奇跡(2021.02.23)